脳神経外科に関するお悩み
脳神経外科に関するお悩み

頭の片側が心臓の拍動に合わせてズキズキと激しく痛む、あるいは頭全体がヘルメットをかぶったようにギューッと重苦しく締め付けられる痛みが長引くお悩みです。これらは日常的に繰り返し起こる片頭痛や緊張型頭痛である可能性があります。片頭痛は脳の血管の急激な拡張と神経の炎症が原因であり、緊張型頭痛はデスクワークによる長時間の同じ姿勢や精神的ストレス、首や肩の筋肉の緊張が背景にあります。
頭痛を体質だからと市販の鎮痛薬だけでごまかし続けていると、お薬の飲みすぎによってかえって痛みが悪化する薬剤乱用頭痛に陥るリスクがあります。当院では、それぞれの頭痛のメカニズムに合わせた専用の特異的治療薬や予防薬を適切に処方します。また、今までに経験したことのない突然の激しい頭痛や、発熱、手足の麻痺を伴う頭痛は、くも膜下出血や脳腫瘍などの重大な大病の危険信号です。脳神経の専門医が神経学的診察を徹底して行い、危険な頭痛を厳密に見極めて皆様の脳の安心をお守りいたします。
手や足がジンジン、あるいはピリピリとしびれる、正座をした後のような不快な感覚が何日も消えずに続いているというお悩みです。しびれの原因は、電気信号の通り道である神経がどこでダメージを受けているかによって大きく異なります。特に、突然「体の片側だけ」にしびれや感覚の鈍さが現れた場合は、脳梗塞や脳出血といった脳の血管トラブルが強く疑われるため、一刻を争う事態です。
一方、両側の手足の先から手袋や靴下を履いているかのような範囲でじわじわとしびれが始まる場合は、長年の高血糖によって微細な血管と末梢神経が傷つく糖尿病神経障害の可能性があります。また、首や腰の骨の変形によって神経が圧迫される脊椎疾患が原因となることもあります。当院では、丁寧な触診や感覚検査によって神経の異常の場所を特定し、しびれを和らげる適切な神経障害性疼痛治療薬を処方するとともに、内科的なアプローチと合わせて根本からの改善を目指します。
文字を書こうとしても手に力が入らずお箸をうまく使えない、ボタンを留めにくい、あるいは歩いているときに足が地面につっかえてスリッパが簡単に脱げてしまうといったお悩みです。
手足が動かしにくくなる原因は、脳から手足の筋肉へ運動の指令を伝える運動神経のルートに障害が起きていると考えられます。特に、突然片方の腕や足に力が入らなくなった場合は、脳の血管が詰まる脳梗塞や、脳の中で出血が起こる脳出血の可能性があり、緊急疾患です。また、ゆっくりと両手両足の筋力が衰えていく場合は、末梢神経の病気や筋肉自体の病気が隠れていることもあります。当院では、筋力テストや腱反射の確認などの神経学的診察を厳密に行い、脳や神経のどの部分に異常が起きているかを迅速に突き止め、適切な医療へとつなげます。
急に立ち上がった瞬間に目の前がスーッと暗くなる、あるいは歩いているときに体がフワフワと浮いているような地に足がつかないふらつきがあるというお悩みです。真っ直ぐ歩こうとしても、なぜか体が片側へと傾いてしまい、上手にバランスがとれずに壁にぶつかってしまうこともあります。
天井がグルグル回る激しいめまいは耳の異常であることが多いのですが、フワフワとした浮動性のめまいや歩行時のふらつきは、脳神経外科や循環器内科の領域と非常に深く密接に関連しています。脳幹や小脳というバランスをコントロールする脳の重要な場所に脳梗塞や脳出血が起きると、このふらつきが現れます。また、心房細動などの不整脈や心不全、あるいは急激な血圧の変動によって脳への血流が一時的に低下したときにも、めまいやふらつきが引き起こされます。当院では、脳の病気や危険な循環器疾患が隠れていないかを厳密にキャッチし、脳の安心と全身の安全をしっかりと確保します。
最近、数分前や数日前の出来事をすっぽりと忘れてしまう、同じ話を何度も繰り返したり同じ質問を何度も執拗に聞いてきたりするというお悩みです。また、財布や鍵などの置き場所がわからなくなり、常に探し物をしている、あるいは慣れているはずの道で迷ってしまったといった症状も含まれます。
これらのもの忘れは、年齢のせいによる単なるうっかり忘れとは異なり、脳の記憶を司る細胞が徐々に減少していく認知症の初期サインである可能性があります。代表的なものには、脳に特殊なタンパク質が溜まることで発症するアルツハイマー型認知症や、長年の高血圧などの動脈硬化によって脳の血流が低下して起こる血管性認知症があります。認知症は早期に発見し、適切な内服治療や生活習慣の改善によって、症状の進行を遅らせ、これまでの穏やかな生活を長く守り続けることが可能です。当院では、ご家族の不安にも寄り添いながら優しくサポートいたします。
おしゃべりをしているときに、急に舌がもつれるようになって言葉がはっきりと発音できない、あるいは相手の言っていることは理解できるのに、自分が言いたい言葉や物の名前が思い出せずに口からうまく出てこないというお悩みです。
これらの言葉のトラブルは、言葉を司る脳の言語野や、舌や喉の筋肉を動かす神経のルートに急激な血流障害や異常が起きていることを示す極めて危険なサインです。特に、突然ろれつが回らなくなった、あるいは言葉が全く出なくなったという場合は、脳の血管が詰まる脳梗塞や、脳の中で出血が起こる脳出血を発症している可能性がありますので医療機関の受診をおすすめします。
放置すると命に関わったり、一生涯の重い言語障害が残ってしまったりすることがあります。
片目で見たときは普通なのに、両目で周囲を見渡すと景色や文字が二重、あるいは三重にブレて見えるというお悩みです。また、自分の意志とは関係なく、片方あるいは両方のまぶたが自然と下がってきてしまい、目が見えにくくなる、夕方や疲れたときになると特に目が開けにくくなるといった症状も含まれます。
ものが二重に見える症状は、目を動かす左右の筋肉のチームワークが乱れることで起こります。この原因として、目を動かす神経の通り道に脳梗塞や脳動脈瘤ができて神経を押し潰しているケースがあり、脳の重大な病気の予兆であることがあります。また、夕方になるとまぶたが下がる、ものが二重に見えるという特徴的な症状の背景には、神経から筋肉への命令がうまく伝わらなくなる重症筋無力症という免疫の病気が隠れていることもあります。当院では、目の動きや光に対する瞳孔の反射などを細かく診察し、脳神経のどの部分にトラブルが起きているかを厳密に診断し、安全で確実な治療へのアプローチを行います。
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